2016年6月25日土曜日

おすすめ本006 面倒が楽しくなる!『神さまは「面倒なとき」ほどそばにいる。』

生きていくのって、なんだかんだでけっこー面倒です。

仕事はしなきゃいけないし、
家事はやんなきゃいけないし、
人との約束は守んなきゃいけないし、
食べなきゃいけないし、
寝なきゃいけないし、
世間の人は「人生楽しまなきゃいけない」って言うし。

「でも、そう言われれば言われるほど、
 どんどんヤル気がなくなって、
 いろんなことが面倒になってくんだよね。
 ……このままじゃ良くないってことはわかってるんだけど」

そんなふうに感じている方が読むと、きっとスッキリするのが、

『神さまは「面倒なとき」ほどそばにいる。』

(はづき虹映著/KADOKAWA/2016年刊)です。





著者のはづき虹映さんは、
『誕生日占い ─しあわせを引き寄せる』(中経の文庫)などが
大ベストセラーとなったスピリチャルの大家。

これまで70冊以上もの本を出版されている超人気作家さんですが、
そのはづきさんの最新作が、本書です。

この書のテーマをひとことで言うと、

「神さまが面倒をチャンスに変える方法

をそっと教えてくれます」

というもの。


日本は八百万(やおよろず)の神さまがいらっしゃる国。
だから、ありとあらゆるものに神さまが宿っています。
つまり、「面倒なこと」にさえ、神さまが宿っているのです。

この、日本独自の「面倒くさいに宿る神さま」を味方につけて、
幸運をゲッドしよう!
というのが本書の切り口です。


実は、「面倒」という概念は日本独特の考え方だそうで、
「メリットがないならやらない」という合理主義が根付いている西洋では、
そもそも「面倒」という発想すらないんだとか。

ってことは、「面倒くさいに宿る神さま」って、
日本独自の神様ってことになりそうです。


本書には、面倒に宿る神さまの力を借りて、

「面倒をチャンスに変える23の方法」

が紹介されています。

つまり、言葉に出して言わなければ、望んだものは何も還ってこないということ。
こんな感じの、シンプルだけどハッとするメッセージがいっぱいです。


















ちょっとしたマインドチェンジの方法を23個知った後は、
「むしろ面倒なことを積極的に探して、チャレンジしたい!」
と思ってしまうくらい、
なんだか面倒なことが愛しい存在に。

私は少なくとも、
「その場のノリで、友だちに会う約束しちゃったけど、
 今となったらめっちゃ面倒くさくて行きたくないよ……。
 具合悪くなったフリして、約束ナシにしてもらおうかなぁ」
という、大人らしからぬことをまったくしなくなりました!
……って、あんまり自慢になんないですけど!

「何もかもが面倒だと感じてしまう。そんな自分を変えたい」
そう感じている方は、一読の価値ありです。

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